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マンションリフォーム・リノベーションスタイル

下記に、カンパニータンクで紹介された記事の内容を掲載しております。

株式会社 マスターアート 代表取締役 松下 健彦

松下 健彦(マツシタ タケヒコ)
株式会社 マスターアート 代表取締役
東京都杉並区出身。不動産会社での勤務を経て、家業である株式会社マスターアートに入社。2005年には代表取締役へと就任し、一般住宅のリフォーム業務へと取り組んでいる。

株式会社 マスターアート
〒177-0053 東京都練馬区関町南2-31-5
TEL 03-3929-3484
FAX 03-3929-3492
URL http://renostyle.net/

秋川: 松下社長は2005年にお父様から代替わりをされたと伺ったのですが、世代交代を経て変わる部分も多かったのではないですか。
松下: 父の頃は、大手の傘下として下請けの仕事を中心に動いていたのが、私が入社した10年前頃から、直接ユーザー相手の仕事へと切り替えたのが最大の変化でしょうか。でも、代表を引き継いでからは、トップとして多くの決断に絶えず不安が付きまといます。私自身をより磨くことができなければ、お客様はもちろん、スタッフや協力会社の方等、周りの方々も付いて来てはくれません。ですから、絶えず自己研鑽の毎日ですよ。
秋川: 下請けの仕事なら、元請け会社との関係だけを気にしていればいいのでしょうが、自社で仕事を受注するとなると、良い仕事をして、周囲の皆さんに良いご評判を頂かなければいけませんものね。
松下: その通りです。特に私共の仕事はマンションが多いのですが、集合住宅の特性上、良くも悪くも風評は凄いスピードで広がります。そこには最も気を使わなければいけません。例えばリフォームは、騒音などで必ず周囲の住人に何らかの迷惑は掛けてしまうことになりますので、マンションを手掛ける時は上下左右だけでなく、近隣の皆様に気を配り、挨拶回りは欠かせません。
秋川: でも、実際に現場で働くのは、松下社長ではなく職人さんたちですから、難しい部分もあるのではないですか。
松下:
おっしゃる通りですね。でも、当社の職人さんはマンションを長く手掛けている人ばかりで、その辺りのことは心得てくれていますし、長年の経験から得たマンションリフォームのノウハウを社内でも共有していますので、上手く当社がリードして、お客様、そして近隣の皆様には決してご迷惑を掛けない体制を徹底しています。
秋川: 長く経験を持っている職人さんがいること。それは40年もの歴史を持つ御社だからこその強みですね。ところで、リフォームといっても会社によって、力を入れている分野は様々だと思うのですが、松下社長はどのようなお仕事に今注力されているのですか。
松下: 当社が最も力を入れているのは「リノベーション」といいまして、古いものを新しくする「リフォーム」の概念とは違い、その空間自体に新たな価値を一から創造することなんです。当社の手掛けるマンションリフォームは、築20〜30年程の物件が多いのですが、新婚当初にファミリータイプのマンションを購入した世帯も、この20〜30年で家族構成や生活スタイルが必ず変化していると思うんです。そこで、一旦部屋を何も無い状態にして、お客様独自のライフスタイルに合った形で再構築していくわけです。
秋川: なるほど。私も子供が育ち、そして独り立ちした今、家は一度建てるとそれで終わりなのではなく、本来はその年代ごとに変化させていくべきものなんだと感じています。でも、新しいマンションを探しても、今の生活にマッチした物件はなかなか見つからないんですよね。こうなると、やはり理想的なのは今住んでいる家を、生活に合わせてリノベーションを行うことなのかしら。
松下: ええ。「3度建てないと良い家が建たない」なんて言いますけど、コストを考えると実際は難しいですからね。
秋川:
でも、建物の中をすべて作りなおすなら、新築と同じくらいの金額が掛かるのではないですか。
松下: いえいえ、当然新築よりはずっと安いですよ。リフォームの見積りはどうしても不確定要素が多く、お客様にとって工事金額が分かりにくいため、不安だと思います。当社では定額制で、平米単位によって金額を設定していますので、お客様ご自身でもどのくらいコストが掛かるのか分かり易いと好評です。
秋川: それは嬉しいです。これまで不透明感の強かったイメージを覆す、斬新な金額設定ですね。様々な新しい取り組みを手掛けるその攻めの姿勢は新しい経営者だからこそかもしれません。
松下:
マンションストック時代の今、この定額制リノベーションは時代とマッチしていると思います。でも、あくまで建築は人の手で作っていくものですからね。サービスのみが充実し、技術力が疎かになっている会社が多いのも現状です。私たちは先代から理念として掲げてきた「技術と信頼」をテーマに、当社が長年培ってきた高い技術力を最大の武器として、これからも地域に密着しながら取り組んでいきたいと考えています。
   

<GUEST COMMENT>

時間と共に、ライフスタイルが変わって。私と同世代の方々は、皆同じ問題を抱えています。私は新しいマンションを買うことばかり考えていましたが、今の家を今のライフスタイルに合うように作りなおせるのなら、その方がずっと素晴らしいですよね。これからも期待しています!(秋川 リサ)


RenoStyle®(リノスタイル)は株式会社マスターアートの登録商標です